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石垣島ダッシュ村計画

石垣島は年に2回お米を作ることができます。 そろそろ二期米の田植えの時期。

先日はその種まきを体験させてもらいました。









トレイに土を広げその上に、水につけて発芽しやすい状態にした種籾を蒔き、その上から土を被せて重ねます。 多くの方が田植えの風景は目にしたことがあると思いますが、その前の苗代を作る作業です。



この状態で3日目。トレイを広げて水を撒きます。 それからさらに3日後が、最後の写真。青々とした苗に育ってきました。 あと少し15センチほどに育ててからようやく、田んぼへ植えることができるんですよ!



苗代のことを白保の方言で「ナッス」と言います。今はプラスチックのトレーですが、昔は苗代専用の田んぼ「ナッスダ」があり、そこへ種を蒔き、田植えできる状態まで育てたそうです。 ある程度育ててから一旦抜いて束ね、育てる田んぼへ運んでから田植えをしたという話を伺いました。 それを支える女性陣は、田んぼへ鍋や食材をみんな担いで持っていき、畦で炊いてみんなに食べさせたとその大変さを語ってくださいました。それぞれの役割がありとても興味深かったです。

このお話はきちんと記録して、若い人たちへ残していきたいと思います。

これを私たちは「石垣島白保ダッシュ村計画」と名付け、農家の苦労や、食べ物への感謝、作物を実らせる自然の力への敬意と先人の知恵を後世に伝えたいと考えています。

今後、いろんな作物の種から食卓までの体験をより多くの方に知ってもらえるような企画をしていきたいと思っています。どうぞお楽しみにしていてください

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